パラドックスとは?面白い例を紹介!矛盾に満ちた世界を考えてみた

ゲームやアニメなどでも度々ネタに使われているパラドックスですが、皆さんは性格にその意味を理解していますか?もしなんとなくしか意味が分から無い人は、この記事で紹介している面白い例をご覧になることをおすすめします。矛盾に満ちた世界がどのように生成されているのか気になる人もぜひご覧になってください。

目次

数字で分かるパラドックスとは

パラドックスを説明するときに一番分かりやすいのが、給料など身近な報酬のトリックです。例えば毎年4万円給料が増える仕事Aと、半年に1度1万円給料が増える仕事Bではどちらがより多くの給料を沢山貰えると思いますか?1年間で考えれば毎年4万円給料が増える仕事Aのほうが沢山給料が貰えるように思えますよね。実はこれ大きな間違いで、以下のように表にしてみると累計では半年間に1度1万円給料が増える仕事Bのほうが給料が高くなるんです。仕組みを詳しく説明すると、仕事Bは半年間に1万円給料が増えるので、初年度から1万円給料が増えます。そして翌年から初年度に増えた1万円からさらに半年後に1万円が増えるので、2年目の給料は累計5万円増えます。この様に数字上では仕事Aのほうが増えたように見えるのに、結果は仕事Bのほうが増えているので、これをパラドックスと呼んでいます。

年度仕事A仕事B
1年目初年度なので増額0半年毎に増額なので+1万円
2年目+4万円+5万円
3年目+8万円+9万円
4年目+12万円+13万円

砂山のパラドックスとは

皆さんは砂粒が何個あったら砂山なのか考えたことはありますか?反対に砂山から何個の砂粒を取り除いたら砂山ではなくなると思いますか?仮に砂山から1粒の砂を取っても砂山という条件が認められるなら、それを繰り返しても砂山のはずです。しかし、現実には砂山から砂粒を取り続けて最後の1粒になったときは砂山ではなくなります。つまり、砂山から砂粒を1粒とっても砂山という前提条件が崩れてしまいます。この矛盾した現象がパラドックスの1例として挙げられることが多く、古代ギリシャの哲学者エウブリデスが同じようなことを考えて論文を発表しています。同じようにハゲから何本の毛が生えたらハゲではなくなるのかなど、古代ギリシャの哲学者エウブリデスは色々なパラドックスを代表例として挙げています。

ロリババアという面白いパラドックス

パラドックスの面白い例として有名なのがロリババアです。ロリは年齢が幼いことを指してしますが、ババアは年を重ねた女性のことを指していますよね。そのため、言葉による矛盾が発生しており、この現象をパラドックスと表現しています。アニメキャラクターでいえば、とある魔術の禁書目録に登場する月詠小萌やローラ=スチュアートが有名です。特に月詠小萌は成人女性であるにも関わらず、身長が小学生くらいしか無い上にロリ声なので、パラドックスを無視した存在として注目されています。

面白いワニのパラドックス

ワニのパラドックスとは、創作物語を例にしたパラドックスで、数学者ルイス・キャロルという不思議の国のアリスを作った人が発表したものです。そのパラドックスの例によると、ある日人食いワニが子供を誘拐したため、母親は人食いワニのところへ行き子供を解放してほしいとお願いしたそうです。すると人食いワニは自分がこれから何をしようとしているのかを当てることができたら子供を開放すると言いました。このお話がパラドックスと言われている理由は、仮にワニがこれから何をやろうとしているか当てることができて、尚且つその答えが子供を食べることなら、ワニは嘘を言っていることになります。

反対にワニがしようとしていることを当てられなければ、ワニは子供を食べてしまうので、どちらにしてもワニは子供を食べる可能性が高いです。しかし、ワニが嘘をついていると仮定するなら、ワニのやろうとしていることを外しても子供は食べられずに済むかもしれません。つまり、ワニのいうことが本当でも嘘でも、どこかに矛盾が発生するためパラドックスになってしまうということです。

飛んでいる物のパラドックス

飛んでいる物のパラドックスとは、飛んでいる物の状態を例にした理論です。例えば飛んでいる物の写真を撮った場合、被写体は止まっているように見えますよね。つまり、飛んでいるとは止まっている状態を繰り返すことで実現している状態と表現することが可能です。しかし、実際に飛んでいるとは、重力に逆らうほどの持続的な跳躍力が続いている状態を差しているため、止まっている状態があるとは言えません。つまり止まっているのに動いている状態が続いているので、この状態をパラドックスと表現することが可能です。

ジャガイモのパラドックス

ジャガイモのパラドックスとは、水分の蒸発をパラドックスに置き換えた例として解説したものです。例えば100㎏のジャガイモの水分量が99%で、お店に卸すために乾燥させて水分量を98%にしたとします。するとジャガイモの総重量が50㎏になるのですが、その理由がジャガイモのパラドックスだと言われています。50㎏になる仕組みを簡単に説明すると、乾燥後のじゃがいもは水分量を1%減らしたのではなく、水分量を98%にしたということです。つまり、乾燥前のジャガイモの総重量の内訳は99㎏が水分ででんぷんが1㎏なので1%がでんぷんということになります。

それを乾燥させてでんぷんの含有量が2%になるということは、でんぷんが占める割合を倍にする必要があるわけです。しかし、この事例では水分のみ乾燥させるということなので、でんぷんの重さは1㎏で変わりません。つまりでんぷんの割合が2%で1㎏になるまで乾燥させるので、残りの水は49㎏ということになります。このパラドックスの例で重要なのは水とでんぷんの体積は考慮しないことです。つまり、2%で1㎏という比率を水にも当てはめることで水の総重量が求められるわけです。

矛盾が多くなった世界について

個人的には、矛盾が多くなった世界の一番の原因はスマホだと思っています。スマホで手軽に情報が検索できることから、探している物に対してもっと良いものがあるのではと期待してしまうことが多々あります。逆に言えばスマホを使うことで不満が多くなったと捉えることもできるので、我々人間は便利さと共に不満も抱える生活になってしまったことになります。さらに極端なことを言えばスマホを持っているだけで不満を抱えることになるので、そりゃ鬱病になって仕事や学校を休んだりする人が増えますよね。また、スマホで頻繁に仕事の電話が来るのに給料はそれほど上がらないからみんな不満を抱え、給料を沢山稼げたとおもったら税金で持っていかれるので、余計に不満を抱えるわけです。したがって、筆者はスマホこそがパラドックスの代表例だと思っています。

まとめ

パラドックスとは砂山や数字を例にすると分かりやすく、これら以外にも多くの学者たちがパラドックスの例を挙げています。特にジャガイモや給料のパラドックスは、一休さんみないな言葉遊びをしているので、そんなのありかよと思うこともあるかもしれません。しかし、その気持ちが世界の矛盾でありパラドックスという言葉を生み出した切っ掛けになっているため、なんら間違ったことではありません。皆さんもこの記事を参考に世の中のいろんな矛盾やパラドックスを探してみてはいかがでしょうか?ただし、くれぐれも探し過ぎて鬱病にならないように気を付けてくださいね。

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