Googleの検索で「グーグルガーデンノーム」と検索すると、「ガーデンノーム」というゲームが表示されます。ガーデンノームは小人のような恰好をした庭の置物です。そんなガーデンノームには、数百年に及ぶ深い歴史があります。この記事ではガーデンノームの歴史やGoogle隠しコマンドの遊び方などを紹介します。
庭の小人の歴史
ガーデンノームの歴史を紹介していきます。よく見かける庭の小人たちは、いったい何者なのでしょうか。またGoogleのロゴとしてなぜ登場するのか、謎は深まるばかりです。庭の小人たちは、単なるキャラクターではなく伝承と哲学に基づいた尊い存在なのです。ガーデンノームの起源を掘り下げると、16世紀ヨーロッパルネサンス期の思想まで時を遡ります。錬金術師パラケルススという人物が、この世界を構成している物質は全部「四大元素(火・水・風・土)」から成り立っていると言いました。さらにそれぞれに精霊が宿っているという元素論を発表したのでした。パラケルススは大地を司る「土の精霊」に「Gnomus(グノームス)」という名前を付けました。
パラケルススの言うノームとは?
ガーデンノームの歴史を語るうえでパラケルススの提唱する「ノーム」とは、身長40センチほどで非常に知能が高いとされています。そして人間とは違う魂を持っていて、土の中をまるで水中を泳ぐように自由に移動できる能力を持っているようです。土の中を自由に行き来する特性が、後の世で植物の根に酸素を運ぶとか土壌のバランスを整えるという意味に変化していきました。その結果庭の小人は「庭の守護者」として庭に飾られることになったのです。
ノームとGoogleの関係
ガーデンノームの歴史は数百年もあるのですが、近年になり再びネット上で注目を浴び始めました。その原因となったのは「Google Doodle(グーグル ドゥードゥル)」です。これは、祝日や偉人の誕生日に、Google検索のトップページにあるロゴデザインが、日にちにちなんだ特別な機能を持つことがあります。
2018年6月10日のガーデンデー(ドイツの庭の日)に合わせて公開されたのが、ガーデンノームをテーマにしたゲームです。普段は庭の片隅で置かれている小人たちですが、Googleのロゴの中に乗せられ、空に飛び立とうとしました。そんなシュールで愛らしい光景は、公開されるとすぐに世界中のユーザーの心を掴みとってしまったのです。
本格的な物理演算アクションゲーム

Googleの検索ボックスに「Googleガーデンノーム」、「ガーデンノーム」、「Garden Gnomes」 と検索するとゲームが表示されます。
これはクリックして終わるという単純なものではなく、プレイヤー自身がタイミングを見計らいノームを飛ばすというゲームです。ノームを飛ばしてその飛距離を競うというものですが、思ったほど飛距離は伸びません。ブーストを使用すれば、飛距離は伸びていきます。
Googleガーデンノームの遊び方
結論を言えば、ガーデンノームというゲームには隠しコマンドはありません。しかし、物理演算のバグ的な異常な挙動はあるようです。これは隠しコマンドではありませんが、裏技的な部類に入るのではないでしょうか。ノームを極端に高い角度で打ち上げて、上空にある雲の特定の判定部分に引っかかると物理演算が誤作動を起こすようです。その誤作動というのはノームが落下せず、凄まじい速度で水平移動するというもの。
成功すると一瞬で数千メートルまで到達しますが、これは狙って出るようなものではありません。他にも地面の判定の隙間に挟まり、地中で無限に進み続けるというバグもあります。こうしたことはゲームの進行が不可能になることもありますが、もしプレイ中にこのような挙動が見られれば運が良いかもしれませんね。
6人のノームは性能が違う
ゲームを開始するときは、選べるノームは6人です。それぞれ色違いのノームがいますが、それぞれ明確な性能が設定されているのです。たとえば、「青い服の標準ノーム」はバランスの取れたノームで、「赤い円錐帽子の小柄ノーム」はスピードが落ちにくいという特徴があります。「黄色い服の細身ノーム」は、空気抵抗がほとんどないという特徴があります。「緑色の太っちょノーム」は初速は遅いですが、加速に乗ると障害物を蹴散らすかのような加速を見せるのが特徴です。多くのプレイヤーがおすすめするのが、「黄色い服の細身ノーム」か「赤い帽子の小柄ノーム」のようです。
条件を満たすと金色のノームが出る?
ネット上では条件を満たすと、金色のノームという隠しキャラが出るとか噂があります。いろいろ調べてみましたが、そのような隠し要素は明らかにされていないようです。最初から選べる6人の中から1人を選び、腕を磨くしかないようです。
最高記録
ガーデンノームの最高記録は「10,334m」です。距離にして10km以上も飛んでいるなんて、かなりすごいことではないでしょうか。「なんで、そんなに飛距離が出るの?」と、不思議に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。ここで注目したいのは使用しているノームで、最高記録を出した人が使用したのは赤いノーム。つまり、6人の中で最も重いノームで、飛距離も伸びにくいとされています。赤いノームを使用したことがある人ならわかるかもしれませんが、地面を転がりながら粘るのです。他のノームだと止まってしまう場所でも、赤いノームはブーストをつなげつつも、転がり続けることができるのです。
世界最速
どんな分野でも、スピードを競う人は必ずいるものです。それはガーデンノームというゲームでも、例外ではありません。世界最速の記録は「4.933秒」です。一瞬で終わらせるには完璧なタイミングと、正確な角度が必要だといえます。また最適なノームを選択するのも、最速を目指すために必要なことだと言えるでしょう。世界最速が達成されたのは、青いノームです。この最速を目指すというのは、かなり難しく一発勝負であるということです。失敗すれば即リセットで、また最初から始めるということになります。
まとめ
ガーデンノームの歴史を見てみると、庭にある小人の置物は単なる飾り物ではありませんでした。庭の小さな守護神であり、歴史のある置物だったのです。操作はシンプルでキーボードのスペースキーなどを操作し、ブーストを駆使して飛距離を伸ばしていくのです。ちょっとした隙間時間に、楽しめるゲームの一つだといえますね。









